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2022 09/17 土曜日
開催レポート
【鍋アドベンチャー活動報告】★神威岬プレミアムナイトツアー★を開催しました!
活動報告

【鍋アドベンチャー活動報告】★神威岬プレミアムナイトツアー★を開催しました!

夜の岬を歩く、「神威岬プレミアムナイトツアー」を開催しました!

今年度からスタートした、積丹の「歴史」「食」「アクティビティ」を『鍋』で繋ぐ、鍋アドベンチャー企画。
第2弾は、9月17日㈯~18日㈰に『【積丹の「夜」を満喫!】海と歴史を辿る。神威岬プレミアムナイトツアー』を開催致しました!
 
今回の企画テーマは、「海」と「歴史」。
 
神威岬灯台が灯し続けた積丹の「海」。
海の安全を守り続けてきた「第一等不動レンズ」と、灯台守の暮らし、彼らが見ていた風景に思いを馳せる時間を、絶景と共に味わう、積丹の歴史を体感するプログラムです。

そして、当時の彼らも食していた「海の幸」を、地元シェフの腕で「洋風鍋」にアレンジして頂くとともに、翌日はSUP&サウナで、「現代の海」を楽しむ濃厚プログラムを開催致しました。

 
当日は台風接近によりお天気が心配されましたが、奇跡的な晴れ!
海も穏やかで完璧です。
 
当日の活動の様子を報告いたしますので、ぜひご覧ください(^^)
 
  
 
 

「夜」を楽しむ。神威岬ナイトツアー

碧い海と奇岩にあふれた積丹半島。
自然豊かで海の幸にも恵まれた、美しい景観をもつ町です。

その北西部に位置する海に突き出た岬を、「神威岬(かむいみさき)」と呼びます。

「神威」とは、アイヌ語で「神」の意。
過去には御冠岬(オカムイ岬)と、今よりも丁寧に呼ばれていた時期があるほど、神聖な場所です。

そして、その地で活躍していたのが、世界に一つしかない「第一等不動レンズ」
1888年(明治21年)に初点灯して以来、神威岬灯台で130年以上に渡り灯りを灯し続けたレンズが、今年8月25日に60年ぶりに里帰りしました!

当日は、カムイ番屋内2階に展示されている「第一等不動レンズ」と神威岬のお話を、解説付きで見学致しました。

 

 

【ナイトツアーの魅力! その①】
★閉門後の神威岬を特別解放!★

神威岬には、閉門時間が設けられており通常夜間の観光はできません。
しかし、本ツアーでは閉門後の神威岬を特別な許可を得て解放し、暗闇と静けさ漂う夜の雰囲気を皆さん贅沢に味わいました(*^^*)

夕方は観光客でにぎわっていた岬の先端ですが…

閉門時間を迎えると貸切に。

 
 
特別な贅沢体験を味わえるのはツアー参加者だけ!
是非次回の開催をご期待ください。
 
 

【ナイトツアーの魅力 その②】
日本海最大の難所?!ナイトツアーが開催できる確率はわずか1/3の地!

神威岬は日本海最大の難所を呼ばれ、天候が非常に荒れやすいといわれています。
そのため、積丹町は気象条件による安全基準を定めて、風速・雨量が一定基準を超えると岬へ向かうゲートが閉鎖される仕組みです。

当日は、台風接近の為悪天が心配されましたが、奇跡的な好天に恵まれました。
参加者皆さんの日ごろの行いが良いのかも…?!
 
絶景を目の前に、日々の疲れも忘れてうっとり。
釣船や漁船の漁火、フェリーの煌々とした灯りが海に反射して、幻想的な景色が広がりました。
 
 
 
 
 
神威岬の夜間解放は、おそらくこれが初めて。
かつて灯台で暮らしていた灯台守のご家族3名が殉職し、念仏トンネルが開通されるきっかけとなった事故から110年。
節目となる年に、「神威岬の夜間開放」という新たな歴史が刻まれました。
 

積丹沖の魚をふんだんに使用した「海の幸づくし鍋会」

かつて神威岬では「灯台守」と呼ばれる、海上保安庁の職員とその家族が、岬の先端で暮らしていました。

彼らは、道もない時代に崖下の海岸沿いを歩いて岬の麓にある余別村へ食料などの調達を行っていたことが語り継がれています。
そんな彼らの暮らしを感じながら、漁師さんが獲った「海の幸」を洋風鍋にアレンジした鍋会を開催しました。

メインメニューは、「カナガシラのスープ・ド・ポワソン」。
漁師さんの間でも、未利用魚であるカナガシラが素敵なスープに大変身!
夜のピクニック気分が楽しめる、ディナーボックススタイルで登場しました。
 
そして、食事のお供には積丹のボタニカルを蒸留して作った「積丹ジン」。
ジンを隣に、海の恵みに感謝する鍋会は大盛況でした。
 
 
 
 
 
夜は、月明かりに照らされた小泊野営場でテント泊を…。
積丹の「夜」を楽しむ、少し大人でロマンチックな日を過ごしました。
 
 
 

「朝活体験会!SUP&サウナ」で良い1日のスタートを!

キャンプ泊で過ごした翌日の朝は、SUPとサウナ体験!
9月の積丹の海はちょっぴり冷たいですが、この日は水温が高く波のうねりも少ない最高のコンディションでした。
 
アクティビティを案内してくれたのは、積丹でアウトドア業を営む、㈱しゃこまるのガイドさん2名。
参加者は真剣にSUPのレクチャーを受けます。
使い方を習ったら、積丹の海を満喫しにいよいよ試乗!
 
初めての参加者も、ガイドさんの分かりやすい説明を受けてコツを掴むことができたようです。
 
 
 
 
 
そして、SUPで冷えた身体は、サウナで温めましょう!
海を一望できる特設テントサウナで整い、健康的な朝活体験を楽しみました。
 
 
 
積丹のフィールドでアウトドアを楽しみたい方は、是非㈱しゃこまるへ!
 

神威岬プレミアムナイトツアーは・・・。

今回のメインツアーであった、「神威岬プレミアムナイトツアー」は非常に特別なツアーです。
 
かつてこの地で活躍していた、世界に一つしかない「第一等不動レンズ」。
1888年(明治21年)に初点灯して以来、神威岬灯台で130年以上に渡り灯り海の安全を守り続けてきたレンズが、今年8月25日に60年ぶりの里帰りをしました。
今回のツアーは、この出来事を受けて企画したものです。
 
そこには灯台守とその家族が暮らしていた時代があり、
彼らの生活の営みや、見ていた風景に思いを馳せる時間などを感じられる場所として、
神威岬は、町の歴史の真実を伝える拠点として重要な役割を担っています。
 
私たちは、このような歴史を継承していくことも重要な役割の一つであると考え活動しています。
見るだけでは分かり得ない「歴史」を積丹で感じてみませんか?
神威岬の夜間開放は、私たちにとっても、積丹町にとっても初めての取り組みでした。
 
我々の新たな挑戦はこれからも続きます。
 
 
 

次回!鍋アドベンチャー企画は「はらっぱカレーの会」

今年初のオープンイベント、9/25(日)は「原っぱで“はらっぱカレー”と積丹ボタニカルサウナを楽しむ日 」を開催致します!
 
札幌で人気の「はらっぱカレー店」が、夢だった『はらっぱでカレー店を開く』を積丹で実現!
積丹で野菜を育てる「たかのふぁーむ」様のじゃがいもを使用した、具材ごろごろのキーマカレーとチキンカレーの2種類をご用意いたします。
 
カレーと相性の良い「積丹ジン」。
ジンを作る過程で出てしまう「蒸留残渣」を活用した「サウナロウリュ水」でテントサウナが体験できるブースも登場!
 
【温泉】×【サウナ】×【カレー】で、今週末は秋の積丹を楽しんじゃおう!
 
イベントページはこちら!
 
予約不要なので、気軽に遊びに来てね(*^^*)
スタッフ一同、お待ちしております!
 
 
海森事務局&積丹やん集小道協議会 小山

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〈海森スタジオ〉

SHAKOTAN 海森計画 – 自然と拓く未来。 (umimori.club)

住所:〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町船澗39

営業時間 10:00 ~ 17:00 (LO 16:30 )

営業日 今年度の一般開放は終了致しました。海森会員様への貸切等は引き続き受付致しておりますので、海森HPお問合せフォームよりお問合せください。

設備 Wi-Fi、電子レンジ、電気ポット、ケトル、 etc.

販売 GIN、ハーブティー、トニックウォーター、ワイン、ジンジャエール、etc.

 
〈ヤマシメ番屋〉

海まちのカフェ“ヤマシメ番屋”(@yamashime.shakotan) • Instagram写真と動画

住所:同上、海森スタジオ向かい

営業時間:9:00~16:00

定休日:毎週火水曜日(祝祭日除く)

*明治末期の歴史的建造物を使用したレトロカフェ。歴史見学は無料です。

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