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2023 05/28 日曜日
開催レポート
【活動報告】火の帆「希望の森」プロジェクト2023を開催致しました!
活動報告

【活動報告】火の帆「希望の森」プロジェクト2023を開催致しました!

5月28日(日)に、㈱積丹スピリット主催による「希望の森」プロジェクト2023が行われました。
開催は、今年で2回目。
令和5年3月に積丹町の学校を卒業した10名の卒業生と、そのご家族の皆様にご参加いただきました。
その様子をご報告いたしますので、是非ご覧ください!

植樹されたアカエゾマツの苗木

火の帆(HONOHO)「希望の森」プロジェクト2023とは?

未来を担う子どもたちに、未来の財産となる「希望の森」を残したい…
こんな思いで2022年から始めた「希望の森プロジェクト」。

株式会社積丹スピリットが主宰する「SHAKOTAN海森計画」では、
今年も「植樹祭」とともに、未来を担う子どもたちに「HONOHO(火の帆)KIBOU」を贈る贈呈式を行いました。

令和5年3月に積丹町の小学校を卒業する子どもたちに、自分の名前を刻印した木のタグのついた記念のジンを贈り、子どもたちが成人したときに積丹町でジンを受け取れる仕組みです。
(その間、贈呈したジンは、積丹のヤマシメ石蔵「海森スタジオ」内にて大切に保管。)

森の成長とともに、成人した子どもたちが集まり、ジンを飲みながら、植樹した木の実や葉、枝を収穫し、再び「火の帆KIBOU」が蒸溜される…
「希望の森」の世代を超えた輪廻をイメージした取り組みです。

KIBOUの森へアカエゾマツの植樹

前半は、積丹スピリットの農場が会場です。
農場では、ジンの原料となる樹木やハーブ類が生産されており、今回植樹をしたアカエゾマツもその一つです。「KIBOU」は、アカエゾマツの深いオレンジの香りを基調としたジンです。

積丹ジン「KIBOU」

アイヌの人々が「森の女神」と称したアカエゾマツ。
まずは、木育マイスターより、アカエゾマツについてのレクチャーが行われました。

アカエゾマツの香りを確かめる参加者

これから植える樹木の香りを確かめたら、いよいよ作業に取り掛かります!
「大きく成長したらいい香りを出してね」と、一人ひとり心を込めて植樹を行いました。
土が硬くてなかなか掘れない…という場面でも、お父さんお母さん、兄弟、友達と協力し合って苗木を植えていきます。

皆さん、しっかりと心を込めてくださったのか、仕上がりがとても綺麗です!
アカエゾマツが生き生きしているように感じました(*^^*)

記念ジンの贈呈式

後半は、海森スタジオ(ヤマシメ石蔵)に移動をして記念ジンの贈呈式が行われました。
贈呈されたジンは、子供たちが20歳の成人式を迎えるまで、この石蔵で大切に保管されます。
卒業生たちは、このジンが贈呈される意味や植樹についてのお話に真剣に耳を傾けていました。

木のタグづくりでは、焼きペンを使って自分の名前を刻印していきます。
大人の皆さまはどんな作品が出来るのかドキドキ…
子供たちの個性が活かされた素敵なタグが完成しました(*^^*)

また、今回は20歳の自分に向けて絵馬も作成しました。

『希望の森』植樹が育む、積丹の自然

㈱積丹スピリットでは、森で育つ自然の恵みを原料にジンを作る事業を行っております。
事業の支えとなっている積丹の森に感謝をしながら、未来の子供たちに向けて豊かな自然を残していきたい…
このような想いから、森づくりの活動がスタートしました。

今回、卒業生たちに植えて頂いた苗木は、子供たちの成長とともに大きく育っていき、毎年6月頃には香り豊かな新芽を実らせていきます。

アカエゾマツの新芽

植樹は、森づくりのスタートです。
これから、子供たちがいろんな経験を積んで、たくさんの人に支えられながら大人になっていくように、
植樹した苗木たちも、雨や風、厳しい積丹の冬に耐えながら毎年少しづつ成長していきます。
そうして育ったアカエゾマツは、きっと立派になることと思います。

子供たちが成人して積丹に戻ってきたとき、「あの時の森も良かったけれど、今の森の方がもっと素敵だね。」とジンを囲みながら語り合える日を、私たちスタッフ一同、とても楽しみにしています。

海森学校&(一社)積丹やん集小道協議会 小山

 

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