2022
10/15
土曜日
開催レポート
活動報告
【2022お祭りマルシェ活動報告】『誕生！新しい郷土料理、積鍋』編
お祭りマルシェを開催致しました！
今月10月15日㈯に、「海森スタジオ」と「ヤマシメ番屋」を挟む道路を歩行者天国にして、お祭りを開催致しました。
このお祭りは、『町民と協力して祭りを作り上げる、参加型の一大イベント』です。
町の飲食店や農家さんたちが野菜ブースや飲食店ブース、木育ブース、子供が遊べるレクリエーションブースなどを出店し、大賑わいでした。
そして今回の記事では、お祭りの目玉でもあった『積鍋（しゃこなべ）』をご紹介いたします！
『積鍋』とは…？
『積鍋（しゃこなべ）』は、積丹町で活動する、
(一社)積丹やん集小道協議会と㈱積丹スピリットの２社が共同開発した、「積丹町を代表する新しい郷土料理」です。
積丹沖で獲れた、「秋鮭」と「南蛮エビ」がふんだんに入った鍋料理で、ウニの養殖用に育てた「細目昆布」を出汁と仕上げのトッピングに使用しています。
漁業が盛んな積丹町の海を思いださせるレシピに仕立てた、積丹町オリジナルのレシピです。
積丹町の「海」をイメージしたレシピ。その特徴とは？
この『積鍋』は、ただの鍋ではありません。
積丹町の「自然」と「そこに住む我々の取り組みの成果」が詰まった鍋です。
積丹町の栄養豊富な川と海で育った、秋鮭と南蛮エビ。
サケの産卵地であり保護河川に指定されている積丹川は、町民とそこに携わる人々たちの力で環境が維持されています。
守られた環境で育った魚介は、味も格別。海の旨味が溢れ出します。
ウニの養殖用に育てられた細目昆布。
積丹ブルーと呼ばれる、美しい積丹の海。
実はウニによる昆布の食害「磯焼け」の現象で起きているものです。
「実は海を荒らすムラサキウニ」と「産業廃棄物であったウニ殻」の活用から、
ウニ殻を肥料として昆布を育て、昆布でウニを育てる海の中の循環によって、積丹町の「細目昆布」はできています。
こうした取り組みなどから、積丹町の自然は大事に守られています。
質の良い食材が育ち、我々は食事としてその恩恵を受けているのです。
それをカタチとしたものが、『積鍋』です。
レシピの監修は地元の料理人、日本料理のプロ。
今回、レシピの監修をしてくださったのは(一社)積丹やん集小道協議会の代表理事 別所範一氏です。
積丹やん集小道協議会は、地元の歴史文化の継承を行いながら地域資源を活かした観光づくりを行う組織です。
地元では「ヤマシメカフェ」としてニシン漁で栄えた頃の番屋をレトロカフェとしてオープンし、町民の憩いの場として親しまれています。
今回、「積丹町を代表する新しい郷土料理」の開発にあたってお話をさせて頂いたところ、「町を盛り上げるためなら！」と快くお引き受けくださいました。
これからの積丹町が鰊漁で賑わった繁栄の時代のように、華やかな未来になることを願って、我々は『積鍋』から町を盛り上げます！
当日ご協力頂いたみなさん、ありがとうございました！
積鍋には、積丹やん集小道協議会の別所範一氏をはじめ、たくさんの方々に準備や当日のご協力頂きました。
積丹スピリットの女性陣の皆さんには、仕込みのお手伝いを頂きました。
商工会女性部の皆様には、当日沢山の鍋を皆様にお届けくださいました。
皆様、ありがとうございました！
今後は…
さて、お祭りマルシェで初お披露目となった『積鍋』ですが、小さなお子様からご年配まで大人気でした。
今後は、様々なイベントや地元の集まりにて、多くの方にこの味を知ってほしいと願っています。
「郷土料理」として定着するまで、まだまだ我々の活動は続きます！
今後をの取り組みにもぜひご注目ください！
お祭りマルシェ活動報告一覧
お祭りマルシェでは、以下の活動報告を公開致しております。
是非ご一読ください！
●【正調鰊場音頭 編】
●【ウニの学校 編】
次回のイベント！
積丹の「歴史」「食」「アクティビティ」を「鍋」でつなぐ、第5弾鍋アドベンチャー × 第4回ウニの学校コラボ企画！
海の命に感謝する会を開催致します。
漁師さんの現場見学と料理人の手ほどきで「楽しく！美味しく！」水産を学ぶツアーです。
是非こちらもチェックしてみてください！
※対象年齢：小学生以上・ファミリー参加大歓迎！
皆様のご参加、心よりお待ちいたしております！
秋の積丹でお会いしましょう！
海森事務局＆積丹やん集小道協議会 小山
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〈海森スタジオ〉
SHAKOTAN 海森計画 – 自然と拓く未来。 (umimori.club)
住所：〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町船澗３９
営業時間 10：00 ～ 17：00 (LO 16：30 )
営業日 今期の営業は終了いたしました。会員様に向けた、貸切や視察等は引き続きお受けいたしますので海森HPお問合せよりご連ください。
設備 Wi-Fi、電子レンジ、電気ポット、ケトル、 etc.
販売 GIN、ハーブティー、トニックウォーター、ワイン、ジンジャエール、etc.
〈ヤマシメ番屋〉
海まちのカフェ“ヤマシメ番屋”(@yamashime.shakotan) • Instagram写真と動画
住所：同上、海森スタジオ向かい
営業時間：今期の営業は終了致しました。
＊明治末期の歴史的建造物を使用したレトロカフェ。歴史見学は無料です。
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